2019年1月15日

気象のことを知る

日本の天気予報の中心となっているのは、皆さんご存知の気象庁です。

実は、その気象庁の中に、「気象科学館」という施設があるのをご存知でしょうか。

気象庁正面玄関(H31.1.6撮影)

実は私、先日東京へ行った際、皇居の横にある気象庁へ行ってきました。

この気象科学館は、気象庁の庁舎内にありますが、無料で入ることができます。

科学館の中には、実際の観測で使用されている気象機器の展示(写真参照)や、天気予報、防災についての展示がされています。

また、お天気についてだけではなく、火山や地震、津波といった、気象庁の業務範囲に関しても学ぶことができます。展示を見るだけではなく、実際にクイズ形式で体験を行うコーナーもあり、子供でも楽しむことができます。

土日には、気象予報士の方が説明員としていらっしゃるので、その方々の説明を聞くのも面白いかと思います。

私にとっては、知っている内容が多いとは感じましたが、一般の人は勉強になると思います。

また、気象庁内には、天気に関しての専門書を取り扱っている本屋もあります。

 気象庁敷地内にはアメダスがかつて設置されていた場所もありました。 (現在は、日本武道館横の北の丸公園内に移転)

2020年には気象庁が移転するそうなので、これらの施設がどうなるかは分かりませんが、興味のある方は東京へ行った際には、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。(興味があまりない人にも足を運んでもらいたいです)

気象機器の展示

気象庁マスコットキャラクター「はれるん」

ジオスペースセンター 空間計測部

稲生 秋利(気象予報士)

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