梅雨の季節も終わりに近づき、いよいよ本格的な夏がやってきます。
今年は関東甲信で統計開始以来、最も早く梅雨明けしたとみられると発表されました。
そもそも、梅雨明けの定義ですが、雨続きから中期予報で晴れが続くと予報をし、最初に晴れ始めた日を「梅雨明け」としているそうです。
ちなみに、梅雨入りの際は「梅雨入りしたとみられる」、梅雨明けの際は「梅雨明けしたとみられる」という特徴的な表現がされます。これは、9月に結果を再検討し確定値を決めるためで、発表時点ではあくまで暫定値となるからという理由です。
この時期は台風の発生などにより大きく変化することもあり、天気のプロである気象予報士でも梅雨明けの予報をすることは難しいようです。
東海地方の梅雨明けはまだ発表されておりませんが、お天気に興味のある方はぜひ予想してみてはいかがでしょうか。
参考値として、東海地方の過去の梅雨明けですが、最も早い梅雨明けは1963年の6月22日頃で、最も遅い梅雨明けは2009年の8月3日頃です。
コンサルタント本部 技術第三部
上野 剛