皆さんは、ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
私は香川県に行ってきました。車で走行していた際、ため池の多さに驚いたので、今回は香川県の気候とため池の関係についてお話したいと思います。
香川県の気候は、瀬戸内海式気候で晴天の日が多く雨量が少ないのが特徴です。そのため、古くから農業用水をため池に貯め、節水しながら農業を営んできました。
ため池の数は、14,619箇所(全国比7.1%)で兵庫県、広島県に次いで全国第3位です。
しかし、県土の総面積に対するため池の密度では全国一となっています。
中でも満濃池は、空海が修築にたずさわった1300年の歴史を誇る、日本最大規模の灌漑用ため池として名高いです。
周囲は約20km、貯水量は1,540万tあります。
満濃池の近くには、「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている金刀比羅宮があります。
たくさんの石段があることが有名で、その数はなんと1368段!
(私は途中で上がるのを断念しました・・・)
皆さんも、こんぴらさんの石段挑戦に加え、日本最大規模のため池を見に行ってみてはいかがでしょうか。
コンサルタント本部 技術第二部
渡邉 美咲