今年の7月~8月にかけては殺人的な暑さが続きましたが、9月は秋雨前線の影響もあり降雨が続きました。テイコク本社が位置する岐阜市では、9月の30日間の内、23日間で降雨が観測されました。
降雨が続くと農作物の高騰や、自然災害の発生等、様々な問題が懸念されますが、その一つに太陽光発電による発電量の低下も挙げられます。
太陽光発電による発電量は日射量に依存するため、雨天や曇天が続くと発電量が低下します。参考に、平成21年から平成30年の岐阜市における9月の日照時間を示します。
降雨の影響があり、今年の9月は例年に比べ、日照時間が半分近くだったことがわかり、その分、太陽光発電による発電量は少なかったことになります。日射さえあれば発電を行う便利な太陽光発電ですが、発電量が天候に左右されるのがデメリットとなります。
また、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のホームページでは、日射量データベースを公表しており、地域ごとの日射量を知ることができます。
太平洋側に位置する岐阜市は、日本海側に比べ日射に恵まれていることがわかります。
日射に恵まれている地点では、太陽光発電による発電量も大きくなるので、太陽光発電の導入を考えている方は、一度お住いの地域の日射量を確認してみてはいかがでしょうか。
社会システムセンター ダイバーシティ推進室
児玉 光樹