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Mother Lake 琵琶湖 滋賀県には日本最大の湖、琵琶湖があります。琵琶湖は約400万年前に誕生した古代湖で、豊かな自然や環境をもたらしてきました。 私は、子供のころから琵琶湖で魚採取をしています。釣れる魚の種数が多く、琵琶湖には多くの種が生息していることを実感します。琵琶湖に生息している多様な魚類を将来に渡って残していきたいという強い思いが私にはあります。魚類だけでなく、琵琶湖は多様な自然を育み、人々の暮らしを支えています。 今回は、琵琶湖が育んだ自然や環境について紹介します。 今津浜から見た琵琶湖 撮影日:2015年2月21日 まず、琵琶湖の概要について説明します。 最大水深は約103m、貯水量は275億立方メートルであり、直接流入する一級河川は118本に及びます。生物多様度も高く、534種の植物と1235種の動物が生息していることが知られています(※2)。 ここで、琵琶湖に流入する河川に生息する貴重な水草を紹介します。 梅花藻(バイカモ) 8月撮影 この写真は梅花藻(バイカモ)と呼ばれる水草で、梅のような白い花が咲くことからこの名がついたと言われています。一年を通して、水温が約14度前後の清流に生息し、滋賀県内では米原市醒井地区を流れる地蔵川が有名です。 自然だけでなく、美しい水が人々の暮らしの一部ともなっています。その一例を紹介します。 滋賀県高島市針江地区内には、平成の名水百選にも選定された透明度の高い湧き水が流れ、水路やその水を生活用水に利用しています。針江地区の人々は、湧き水を炊事、飲料などの日常生活に利用しています。このシステムを“カバタ(川端)”と呼んでいます。 マザーレイク・琵琶湖の美しい自然や環境を未来に残していくために、自然と人間が共生した生活を送っていくことが重要であると思います。 私は以前まで行っていた、在来魚を次世代に残す活動に再び参加し、琵琶湖の自然環境維持に貢献したいと思います。 引用・参考文献
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