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フランスの天候について長い冬も終わり、暖かな春になりました。4月は年度始めということで、進学や異動で忙しい人も多いのではないでしょうか。しかし、このぽかぽかの陽気でついついのんびり過ごしたくなりますね。 さて、今回のコラムは、フランスについて少し触れたいと思います。 まず、海洋性気候です。海洋性気候は、気温は年間を通して比較的差はありませんが、風が強く、雨が多いのが特徴です。フランスの西側の地域が、この海洋性気候になります。一方大陸性気候は、海洋性気候とは逆で、夏は暑く、冬は寒く、そして雨が少ないのが特徴です。フランスでも内陸部の地域が、この大陸性気候になります。最後に、地中海性気候です。地中海気候は、1年を通して温暖ですが、冬は雨が多いのが特徴です。この地中海性気候には、フランスの南部の地域が該当します。 そして、フランスといえばワインです。おいしいワインを造るためには、主に3つの条件があります。それは、多雨でなく、また水捌けが良いこと、日照時間が長いこと、寒暖の差があることです。特にワイン造りには、石灰質の土壌が適していると言われています。フランス国土のほぼ半分が石灰質土壌であるため、おいしいワイン造りに恵まれた土地だと言えます。 さらに、地方毎で異なる気候に適した品種を栽培し、各地方で特色のあるワインを造りだしています。フランスのスーパーでは、お手頃な値段でおいしいワインが手に入るので、お酒に強い人は飲み比べてみるといいかも知れません。 写真1 ブドウ畑より眺めるリクヴィルの村(H25.05.28撮影) 写真1は、フランス東部のコルマール近郊にあるリクヴィルという村で、別名『ぶどう畑の真珠』とも呼ばれています。写真のように、村の周りにはブドウ畑が広がっています。また、フランスの「最も美しい村」のひとつにも選ばれており、毎年多くの観光客が訪れます。コルマールからは、バスで30分ほどで行くことができます。 写真2 コルマールの街並み(H25.05.28撮影) ちなみに、コルマール(写真2)は、ジブリの「ハウルの600動く城」でもモデルになった街でもあり、フランスでありながら、ドイツの文化を色濃く受けた街並みが特徴です。とてもかわいらしい街なので、ぜひ足を運んでみてください。
計測ソリューション本部 高山ソリューション部
佐藤 智美 |
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