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夏休みのダイビング


  9月になり、夏休みも終わりかと思いますが、みなさんはこの夏をどのように過ごされましたでしょうか。今年の夏は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が世界的に「2016年は史上最も暑い年」になると発表し、話題にのぼりました。

  そんな暑い夏のアクティビティといえば、舞台は海。海というと、エメラルドグリーンに輝く沖縄の海を思い浮かべます。
今回は、私が一昨年の夏に訪れた、沖縄でのダイビングについて、お話したいと思います。

  沖縄には地元の方のみならず、全国からダイバーが集まってきます。また、ダイビングに惚れ込んだ若者たちが移住し、インストラクターとして働く姿も多く見られます。

  そんな人々を魅了するダイビングには、一体どんな魅力があるのでしょうか。私が訪れた沖縄のダイビングスポットの写真とともに、紹介していきたいと思います。


◆その① 青の洞窟

  沖縄本島からは、比較的アクセスが容易な青の洞窟。初めて沖縄に訪れるダイバーにとっては、人気スポットとなっています。
  青の洞窟に入ると、水中が青く光り輝いて見えます。沖縄の海は澄みわたる青ですが、その青とも比較できないくらいの鮮やかな青です。

  青の洞窟が光り輝いて見えるのは、海底の色が影響しています。石灰質の白い海底により、洞窟に入った太陽光が反射し、鮮やかな青となって映っているのです。


2014年8月 撮影  洞窟遊泳中


◆その②  慶良間諸島

  沖縄本島から南西にフェリーで約1時間の距離に位置する南の島々、慶良間諸島。観光客の8割がダイバーという、ダイビングの聖地です。

  また、慶良間諸島はウミガメの生息地でもあるため、高確率でウミガメに出会うことが出来ます。ウミガメは幸運の象徴と言われており、私が慶良間諸島を訪れた理由のひとつでもありました。



2014年8月 撮影  ウミガメ発見



2014年8月 撮影  サンゴ礁に潜むクマノミ


  ダイビングシーズンは、夏と思われがちですが、日本では気温が下がり始める前の9月~11月も、ダイビングに適した季節だそうです。水中の温度は、年中さほど変わりませんので、涼しい季節にも適しているという理由です。

  今回紹介したのは沖縄ですが、日本だけではなく、世界各地にダイビングスポットが点在しています。世界中の人々を魅了するスキューバダイビング、この秋に体験してみてはいかがでしょうか。

  コンサルタント本部 都市建築部
西出  早希