岐阜県　調査・設計・管理・測量・開発のテイコク

研修旅行inベトナム

私は6/25（水）から6/28（日）にかけて、社外研修旅行でベトナムのホーチミンに行きます。

Wikipediaより

  旅行で滞在するホーチミンの天候、特色についてお話します。

  ベトナムは南北に細長いS字型をした国土のため、北部・中部・南部と、地域によって気候が大きく異なります。
  北部は年間平均気温22℃以上の熱帯モンスーン気候です。
  フエやダナンのある中部は、9～1月が雨季で3～8月が乾季となり、8～10月は台風の襲来が多くなります。ハノイのある北部は、四季らしいものがあり、5～10月はかなり蒸し暑くなりますが、12月末～4月は霧雨が多く、肌寒い季節になります。

  研修旅行で滞在するホーチミンのある南部は、雨季と乾季があり、5～10月が雨季で11～3月が乾季となります。また、年間を通して気温が高い地域としても知られています。
  1年を通して最も暑いのは4～5月で、4月の平均最高気温は34.6℃です。この時期は湿度も非常に高く、外にいるだけで汗が出てきます。
  5～10月の雨季は、マンゴーシャワーと呼ばれるスコールが降る程度です。
  11～4月の乾季は、気温は高いですが湿度が下がるため、比較的過ごしやすくなります。

  ホーチミンはベトナムの誇る最大の商業都市、そして観光都市として旅行客に絶大な人気があります。
  近年高層マンションや大型ショッピングセンターの建設など、ホーチミンは著しい発展を遂げています。
  しかし、それとは裏腹に庶民の台所はいまだに市場であり、連日活気に満ちています。
  最近では、同じ東南アジアでもタイやマレーシアでは市場が廃れていっています。
  その中でもベトナムは、東南アジアの雰囲気にどっぷりと浸かれる唯一の国と言えるでしょう。

サイゴン大教会 (WikiMediaCommonsより)

  ホーチミンは、１９６０年から１９７５年まで、長きに渡ってベトナム戦争が続いていました。
  第二次インドシナ戦争とも呼ばれているベトナム戦争は、ベトナム人にとって過酷で残酷な記憶となり、現在でもその爪跡が残っています。

戦争証跡博物館 (WikiMediaCommonsより)

  中南部にかけてはフランスの統治も長く続いていました。通りの名前や地区にはフランス語が由来となった場所もあります。

  例えば、メコンデルタ地方の玄関口と言われているミトーはフランス語から由来しており「美しい都」という意味があります。
  ホーチミンを歩けばフランス風ヴィラやカフェが建ち並び、その様子はフランスのシャンゼリゼ通りを思わせます。
  ホーチミンは「プチパリ」だったり、「東洋のパリ」とも呼ばれています。

  異国の地に異国の環境、異国の人々と触れ合うことによって、きっと日本を発つ前と後では違った自分を見つけられると思います。
  ベトナム戦争の傷跡を辿る博物館やフォーや生春巻きなどの名物料理など、よく学び、よく遊んで観光を満喫してきたいと思います。